<珈琲の効用>

前置きとして、知っておいていただきたいのは、まだ珈琲の効用については、まだまだ研究中でわからないことがたくさんあるということです。たくさんの大学教授の方や研究家の方が調べてたり、実験さ れたりしていますが、絶対に効く!とは言い切れないのでご了承ください。

昔はコーヒーは薬として飲まれていたこともあり、色んな体への作用が発見されていますが、一番有名なのは覚醒作用ですよね。これは、カフェインによる作用ですが、反対に精神を安定させる働きもあります。相反する作用のようなのですが、「コーヒーには精神を中庸に保つ働きがある」と思ってください。ボーっとしてる時は高揚させて、興奮状態にある時は静めてくれる訳です。

次に、経験された方も多いでしょう。利尿作用があります。コーヒーを飲むとトイレが近くなりますよね。これも作用のひとつになります。他に、胃液の分泌を促すので、消化の助けにもなります。

さて、女性にとって気になるのが「ダイエット効果」。効果があるとされています。これは、 コーヒーを飲むだけではダメなようなのですが。。。コーヒーをブラックで飲んで、15分経つと、体に蓄積された脂肪酸が血液中に出てきます。そこで運動すれば、その脂肪を使うことになるので、多少のダイエット効果が期待できる!という訳なのだそうですが・・・。

最近、よく言われているのは抗癌ですね。これも、実験はされていますが、なかなか全く同じ条件で。という訳ではなく、個体差もありますので、はっきり言い切れないようですが、たばこを吸わない人で コーヒーを飲む人は癌の発生率が低いとか、ある実験では、香りだけでも予防になるとか?

まあ、こう書き出してみると色々ありますが、「新しい新鮮なコーヒーを使用」してください。酸化(腐った)したり、かびの生えたコーヒーでは、逆効果ということも考えられます。店頭で選ばれる時 もできるだけ新しいもので、豆にばらつきの少ないものを選んでください。極端に黄色い豆などは、取り除くことをお勧めします。

コーヒーに含まれる成分は300種類を超えると言われていまして、現在も60種類程度が解明されていません。しかし、これは豆に含まれる成分であり、コーヒー液にした時の成分は90パーセント以上が水分なのです。これを聞いてガッカリされる方も多いようです。

<カフェの歴史>

世界で初めてのカフェは、トルコのイスタンブールで開店しました。名前は、「カーフェ・カーネス」だそうです。これが、なんと1554年のこと。すごい昔...。で、これを真似した店が、だんだん出来てきて、ヨーロッパにも伝わります。ヨーロッパ最初の店は、なんとベニス!意外ですね。これが、1645年のことですから、100年近くかかって伝播してるんですね。ヨーロッパでは、この後続々カフェが登場します。

1650年 イギリス初の店がオックスフォードに。
1664年 オランダに初のカフェ!
1672年 パリ初のカフェ誕生!(ちょっと遅れてますね)
1679年 ドイツに初のカフェ(ハンブルグ)
1683年 ウイーンに初のカフェ

と。。。まあ、続々とカフェの誕生ですが、現在では、残念ながらどれも残ってません。現存するカフェで最古の店は、ベニスで1720年に開店した「カフェ・フローリアン」です。

さて、気になる日本なのですが、あまり資料が残っておりません。現在、はっきりしている中では東京日本橋にあった「コーヒーの店洗愁亭」です。これが、1886年開店ですから、ヨーロッパのブー ムからは200年ほど遅れています。恐らくこれ以前にも長崎の方で開店していた店があったはずなのですが・・・。ついでに地元関西ネタですが、大阪の「カフェキサラギ」が1908年開店だそうです。日本のカフェの歴史は100年ほどなんですね。初期のころの輸入資料によると、ほとんどがロブスタ種ですから、あまり美味しいものではなかったかもしれません...



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