MILES DAVIS
彼の偉大さについては、いくら言葉を使っても正確には伝えられない。マイルスがシーンに登場してきた40年代中盤からの数年間はともかくとしても、1949年にはクールジャズの魅力をアピールした「クールの誕生」のレコーディングに取りかかり、ウエストコーストジャズに大きな影響を及ぼしている。これを手始めにマイルスは常に人より一歩先を行く演奏スタイルを開拓してきた。 40年代後半はホットな演奏が主体のビ・バップから対照的なクールジャズを演奏。50年代半ばからギル・エバンスと共に追求し始めたモードジャズだし、60年代終盤のロック・イディオム導入に繋がった。


WALKIN'
マイルスが高らかにハード・バップを宣言したアルバム。ここに収録された5曲はどれをとってもハード・バップを彩る名演だ。タイトル曲など単純なリフを繰り返すブルースだが、それでもマイルスの手に掛かると素晴らしい演奏に成る。スピーディな「ブルーン〜」やエモーションの限りを表現した「ユー・ドント〜」「ラブ・ミー〜」も素晴らしい。薬から立ち直った充実した一枚。 (1954年録音)Prestige

WALKIN'
BLUE 'N BOOGIE

MILES DAVIS;Trumpet
JAY JAY JOHNSON;Trombone
LUCKY THOMPSON;Tenor Sax
HORACE SILVER;Piano
PERCY HEATH;Bass
KENNY CLARKE;Drums

SOLAR
YOU DON'T KNOW WHAT LOVE IS
LOVE ME OR LEAVE ME

MILES DAVIS;Trumpet
DAVEY SCHILDKRAUT;Alto Sax
HORACE SILVER;Piano
PERCY HEATH;Bass
KENNY CLARKE;Drums

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Modern Jazz Giants
セロニアス・モンクとマイルスの伝説的なクリスマス・セッションを収めたアルバム。マイルスのバックでモンクがピアノを一切弾かない最初の曲「ザ・マン・アイ・ラブ」は異様な雰囲気に包まれた演奏。モンクのソロのパートもなんかなげやりな演奏で弾くのを止めてしまうとバックでマイルスがペットでもっとやれ!と促すと突然、猛烈な勢いで弾き出す。名優、ふたりの思惑があちこちで交錯する。レコーディング前にマイルスが俺のバックでピアノを弾くなと言ったとかの説があったが後、モンクの話によるとそんなことはなかったとのこと。真相はいかに?(1954年録音)Prestige

THE MAN I LOVE(TAKE 2)
SWING SPRING
'ROUND ABOUT MIDNIGHT
BEMSHA SWING
THE MAN I LOVE(TAKE 1)

MILES DAVIS;Trumpet
MILT JACKSON;vibes
THELONIOUS MONK;Piano
PERCY HEATH;Bass
KENNY CLARKE;Drums

('ROUND ABOUT MIDNIGHT ONLY)
JOHN COLTRANE;Tenor Sax
RED GARLAND;Piano
PAUL CHAMBERS;Bass
PHILLY JOE JONES;Drums
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'Round About Midnight
誰もがマイルスのアルバムの中で真っ先にあげる、レギュラー・クインテットによる初期の演奏を収めたこのアルバムこそマイルスがスーパースターへの道を歩き始める第一歩を記したもの。プレステッジ時代にも高い音学性を持っていたがスターに成ったのはCBSに移ってから。タイトル曲で代表される演奏からは単に素晴らしい内容と言うだけではないプラス・アルファの要素も加わっている。(1956年録音)

'ROUND MIDNIGHT
AH-LEU-CHA
ALL OF YOU
BYE BYE BLACKBIRD
TADD'S DELIGHT
DEAR OLD STOCKHOLM

MILES DAVIS;Trumpet
JOHN COLTRANE;Tenor Sax
RED GARLAND;Piano
PAUL CHAMBERS;Bass
PHILLY JOE JONES;Drums
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Relaxin' with The Miles Davis Quintet
マイルスはプレスティッジ・レコードとの契約を終了するため、1956年5月と10月にマラソン・セッションを行なった。それら4枚の作品に分散収録されている。いずれもバラードとアップ・テンポの曲程良く混ぜており、マイルス・クインテットの魅力を端的に伝えるものだ。それゆえこの4作はすべて傾聴に値する。とりわけこの作品は10月に録音された最初の4曲が素晴らしい。(1956年録音)

IF I WERE A BELL
YOU'RE MY EVERYTHING
I COULD WRITE A BOOK
OLEO
IT COULD HAPPEN TO YOU
WOODY'N YOU

MILES DAVIS;Trumpet
JOHN COLTRANE;Tenor Sax
RED GARLAND;Piano
PAUL CHAMBERS;Bass
PHILLY JOE JONES;Drums
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Kind of Blue
これもマイルスの傑作として誰もが押す一枚。モード・ジャズの黎明期に「マイルストーンズ」と共に試みた野心的な演奏は非常に聴き易いものに成っている。実験的な演奏にもかかわらず素晴らしい完成度を持った点がいかにもマイルスらしい。ビル・エバンスの静寂なプレイがマイルスのソロに同調して最高のリリシズムを発揮している。(1959年録音)

SO WHAT
FREDDIE FREELOADER
BLUE IN GREEN
ALL BLUES
FLAMENCO SKETCHES

MILES DAVIS;Trumpet
GEORGE COLEMAN;Tenor Sax
JULIAN "CANNONBALL"ADDERLEY;Alto Sax(omit3)
BILL EVANS;Piano(omit2)
WYNTON KELLY;Piano(2)
PAUL CHAMBERS;Bass
JIMMY COBB;Drums


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