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『ロード・トゥ・パーディション』
(ROAD TO PERDITION)2002年・米・20世紀FOX 1時間59分
【監督】サム・メンデス
【出演】トム・ハンクス,ポール・ニューマン,ジュード・ロウ,ジェニファー・ジェイソン・リー,スタンリー・トゥッチ,ダニエル・クレイグ,タイラー・ホークリン
父親は皆、息子にとって英雄となる。トム・ハンクス、ポール・ニューマン、ジュード・ロウが共演したギャング映画。監督は「アメリカン・ビューティー」のサム・メンデス。
<ストーリー>
1931年、アイルランド系ギャングの殺し屋マイケル・サリヴァンは、父親のような存在のルーニーの片腕として働いていた。しかし12歳の長男が、ルーニーの息子の殺しの現場を目撃したことから、妻と次男が殺害されてしまう。生き残った父と息子は復讐と救済を求めてシカゴに旅立つが、ルーニーは残虐な殺し屋マグワイアに跡を追わせる。パーディションという名の町を目指す父と息子を待っているものとは・・・。
vent
今日はあなた好みの映画で...俺はサブにまわるよ(笑)
ronta
そんなこと言わないで付き合ってよ。オスカー監督サム・メンデスの2作目だよ。
vent
しかし、もう何が良いかと言うと映像が素晴らしい!撮影監督のコンラッド・L・ホールは「明日に向って撃て!」「アメリカン・ビューティー」でオスカーを取ってるんだけどちょっとしたカメラワークも遠近感を大事にして丁寧に撮ってあるよね〜!
ronta
着てるものとかも当時の型紙を使ってあるそうで色あいも黒、茶、緑と渋いファッションで感心しちゃった!
vent
なに〜?こんなに誉めて良いのかな〜?(笑)
ronta
シーンのひとつひとつに高い完成度が感じられ「ゴッドファーザー」「アンタッチャブル」に匹敵するマフィア映画だと思うけど...銀行を襲うシーンを纏めて画面を横に流すとことか。上のフォトのように帰って来る父と部屋で待つ息子を一緒の画面に入れて撮るとかさ〜...
vent
ストーリーとしてはそんな意外性はないんだけどトム・ハンクスのサリヴァンがちょっと意外だったかな〜。善人役が多かったもんな〜...
ronta
それよりジュード・ロウ!髪も1本づつ切って薄くして歯も汚く、現像液を使ってる荒れた手にしたりイメージが全然違った。メイクもだけどそんな細かいところにも気が使ってあるよね。
vent
はたしてみんなそんな細かいとこまで観るんだろうか?(笑)ポール・ニューマンも渋いよね〜!で、テーマは父と息子なんだろうけどふた組の父と子の描き方も子供に対する愛が善かれ悪かれ溢れてる。
ronta
うん!子供は親を見て育つ...もっとも環境によって違うけどね。
vent
決して健全な生き方ではないんだけど父親の生きざまと言うかそれが真摯なだけに息子も感じるものがあるんだと思う。
ronta
でもこれはいわゆるギャング映画だから男しか理解出来ない面もあるかも知れない。
vent
あなたの好きなハードボイルドの世界だよね〜?(笑)
ronta
そう!男ってつまんないことに感動したりするのよ。ようは単純なんだよ!(笑)
vent
あの農家の夫婦の優しさと言うかたんたんと生きてるのが「ホッ!」とする。結局、マイケルも最後にそれを求めるんだけど...
ronta
とにかく陰影と湿り気のある画面が絵画のような迫力を湛えている「美しい映画」でした。
vent
俺ももう映像の素晴らしさは最初に言っちゃったから。それと伝統を味わうタイプのクラシックで正統派のハリウッド映画かな〜?
陰の声
今回はふたりとも星は4つのことです。単なる「マフィア映画」にしたくない品格漂う映画だと思います。
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