(THE PIANIST)2002年・ポーランド=仏・アミューズ 2時間28分
【監督】ロマン・ポランスキー
【出演】エイドリアン・ブロディ,トーマス・クレッチマン,フランク・フィンレイ,モーリーン・リップマン
2002年カンヌ国際映画祭でパルムドール賞を受賞した、ロマン・ポランスキー監督による戦争ドラマ
<ストーリー>
1939年、ナチスドイツがポーランドに侵攻、ワルシャワの放送局で演奏するピアニストのシュピルマンは、家族の中で唯1人、強制収容所行きを逃れる。必死の思いでゲットーを脱出し、市内の隠れ家で息を潜めて生きるシュピルマンだったが、ある晩遂にドイツ人将校に見つかってしまう。しかし彼はシュピルマンを殺すかわりにピアノの前に連れて行くと、何か弾くように命じる。暗闇に包まれた廃墟の街にショパンの調べが響き渡る。
vent
何から話そう?まずポランスキーからかな〜。映画界40年で初めてのパルムドール賞なんだけど授賞式は感激だったらしいね?
まずこの映画を観る前にポランスキーのビデオを探したんだけど観たのしか置いてなくてしかたなしに「ローズマリーの赤ちゃん」を見直したんだけど...
ronta
「チャイナタウン」が無かったの?俺、好きなのに...「テス」「水の中のナイフ」も?
vent
DVDではあったんだけどさ〜。やっぱ、もうDVDを買わなくっちゃ〜ダメだな。
でこの映画だけど...このシュピルマンと同じようにゲットーで幼い頃を過ごした経験を出来るだけ忠実に描くことを考えたとのこと。
ronta
そう言えばスピルバークの「シンドラーのリスト」の監督のオファーは断ったんでしょ?
vent
舞台がクラクフで彼自身の体験があまりにも近かったからと言われてるけど俺が勝手に考えるにはシンドラーはドイツ人でしょ。たぶんユダヤ人として描きたかったんじゃあないの。だから今回には乗ったと言うことかな?
ronta
実話の重みもあるけど映像のリアリズムは生かされてるな〜!それとなんか主演のエイドリアン・ブロディも今回で日の目を見たよね。「マリー・アントワネットの首飾り」では目立たなかったんだけどケン・ローチの「ブレッド&ローズ」でちょっと目についてた。
vent
あのさ〜何とも言えない情けない顔するでしょ?(笑)あれが今回良かった。
ronta
戦場には似つかわしくないひ弱なピアニストって感じが確かに出てたよね。
ひ弱なシュピルマンのサヴァイバル映画みたいで...生き残ったのが奇跡。
vent
とにかく単なるホロコースト映画でなくてピアニストっていう視点があるから良かったのかも...
ronta
でもショパンしか弾かない。しょうがないか〜!ショパンもワルシャワ生まれだから。
vent
撮影の時もクルーが感動で涙したそうだけど隠れていたシュピルマンがホーゼンフェルトに弾けって言われて弾くバラードの第1番。あの場面には俺もホロっときたね〜!
ronta
俺は映画に流れた演奏では身重のドロタだっけ?チェロのバッハの無伴奏チェロ組曲。あれが良かった。
vent
あなた、チェロ好きだもんね〜(笑)音楽を通すとナチスもユダヤもないって、ほんとのことなんだろうね?
ronta
回想録がほんとならそうなんだろうけどナチスのホーゼンフェルトは実在してて他にもユダヤ人を助けたらしい。戦後シベリヤ送りになったのを助けるようシュピルマンも嘆願したらしいけどダメだったらしいよ。
vent
ここでポーランドの歴史的背景を話してもしょーがないよね...
他人事みたいだけど戦争って悲しいな〜!悲しい映画だけど星4つ!
ronta
俺も.....
陰の声
この映画はロマン・ポランスキーの想い入れがこもってる気がしました。おすぎが言うように奇跡とは行かないまでも素晴らしい映画です。星4つはもろ手で賛成!